耐震構造
太田建設の家は木造の在来軸組み工法です。
みなさんの中で、木造の在来工法が地震に弱いと思っている方はいませんか。
いっとき在来木造住宅は地震に弱いと騒がれた時がありました。
いや、今でもそう思っている人は、けっこういるかもしれません。
阪神淡路大震災のときに木造住宅が倒壊したことから、そのように思っている方もいるはずです。
しかし、それには理由があります。 阪神淡路大震災で倒壊した木造住宅はみな古く、昔の耐震基準でつくられていたものばかりです。
ツーバイフォーなど最近の住宅が倒壊しなかったのは、まさしく新しい最近の耐震基準でつくられていたからです。
その証拠に、古くない耐震基準でつくられた在来木造の家は倒壊しませんでした。
いい宣伝として使われてしまったせいで、誤解している方も多いと思います。
また、在来木造住宅が地震に弱くないことを実証した実験データと映像があります。
日本木材センターが今の耐震基準で在来木造住宅を建て、実際に震度7に耐えることを証明した実験です。
(上記は実験結果であり保障するものではありません)
そのうえで、太田建設はさらに耐震性能を上げた家としています。
以下のいずれかの方法で、国で定めている耐震基準の1.5倍以上の強度とすることを目標に設計しています。
・筋違いの量を家のバランスを考えながら増やす
・外壁面全面に耐力壁用の構造用パネルを貼る
上記ふたつの方法は、外壁面の仕上げの材料によって使い分けています。
基礎もベタ基礎といって、建物の下部全体を鉄筋とコンクリートで一体につくった耐震性のある基礎です。
しかも基礎の厚みは、通常の工務店なら12cmのところを15cmとし、立ち上がり部分も12cmではなく15cmとしています。
また、ベタ基礎部分にも地中梁をもうけ、普通の仕様より更に剛性をアップさせています。
着工前には地盤調査も行い、保障機関による10年保障も当然付けています。
建ってしまえば気にならなくなる部分ですが、家にとっては根幹の部分であることを忘れてはなりません。