急こう配の屋根に、ステンレスの十字架がそびえ立つ、褐色の洋瓦と塗り壁の存在感のある、自然素材をたっぷりと使った、ぬくもりのある街の教会です。

断熱を考慮した、シルバーの重厚感ある扉を開けると、木の香りのする広々とした玄関となっております。

先ず目に飛び込んでくるのは、塗り壁にタイルを貼ったニッチ、ふと目を上げると、ステンドグラスデザインのガラスブロック、思わず心躍る瞬間です。

大勢の人を迎えることができるように、両脇には、木製の手作りシューズボックスが配置されています。

素足が心地良い、茶褐色の無垢の床板アカシア、広々とした廊下が礼拝堂へといざないます。

明かり取りを考慮した、中央にはステンドグラスデザインを施した木製建具の扉を開けると、こう配天井が大きな空間を生み出し、迫力ある礼拝堂となっております。

正面にはステンレス製の十字架、、後ろに間接照明を施し、柔らかい光が十字架を浮かび上がらせています。

正面上部は、ステンドグラスデザインの窓、デザインは特注、聖書（旧約聖書・新約聖書）の教えを描いています。

風通しを考慮し、開閉することも可能です。

全体を通して、光と風にこだわり、間接照明を多用しています。

聖壇、縦の塗り壁、スリットからは、自然の柔らかい間接光の入る、厳かな空間となっております。

また、間接照明の柔らかい光によって、より強調されます。

高い天井の梁には、天井を照らす間接照明、礼拝堂全体が柔らかな光に包まれます。

訪れる人が皆、扉を開けた瞬間、思わず感嘆の声を挙げ、感動に包まれる、自然素材をたっぷりと使った、光と風のぬくもりのある教会です。