太田建設の皆様、新築の際には大変お世話になり、ありがとうございました。素晴らしい家を建ててくださり感謝しています。建築だけでなく、住宅ローンから、保険から、エコポイントから、何から何まで、お世話になりました。僕はマイホームは夢、というより無縁と思っており、何の知識も準備もありませんでしたから、多分、太田建設（特に小川専務）さんの住宅建築に係る建築以外のノウハウがなければ家を建てることができなかったと思います。

さて、完成から1年経ちました。1年住んでみての感想を述べさせていただきます。2010年8月、記録的猛暑の夏に家が完成し、入居しました。断熱の効果は期待通りで、家族全員が昼間出かけていると、夕方帰ってくると家の中がひんやりしているくらいでした。また、風がよく通るし、簾（簾を掛けられるようにミニ庇を付けて頂いた）の効果もあって、エアコンを使うことなく、快適な夏が過ごせました。

冬は、といえば、２０畳ほどのLDKに、以前アパートの６畳間で使っていた石油ファンヒーター１台と電気カーペットの併用で十分、暖かでした。朝、その日着る服を決めるために、窓を開けて外気温を確かめていたほどです。

また、自然素材に囲まれていると心が落ち着きます。柱や壁に手を触れたり、床に寝そべったり、天井を眺めたり、居心地の良い場所が探さなくても毎日あるという安心感を得られました。僕はペンキや接着剤のにおいが苦手で、新築の住宅に入ると必ず頭が痛くなったのですが、そんなこともありませんでした。

快適だったのは、住宅の性能だけでなく、１年間住んでみて、「ここをこうすればよかった」「ここが使いづらい」と思うことがほとんどなく、精神的にもゆとりを持って暮らすことができました。それも僕たちの要望（「ここが暗くなりそうだからなんとかして」「ここの風通しが良くなるようになんとかして」「西側の日差しを避けられるようになんとかして」「子どもが道路に飛び出さないようになんとかして」等）に細かく応えて頂いたおかげです。

外装、内装などの打ち合わせを余裕を持ってしていただいたのもありがたかったです。何種類ものカタログを見せて頂きながら製品や色などを一つ一つ決めていき、２時間くらいたつと、「もうなんでもいいかあ…」という気分になってくるのですが、そこで「疲れたでしょう。続きは次回に」と言ってくださるのです。いい加減に決めなくて良かったと本当に思います。

今年（2011年）の夏も扇風機1台で涼しく過ごしています。ありがとうございました。